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憲兵小火器



T75K1拳銃

口徑:9mm
全長:211mm
銃身長:119mm
重量:960g
装弾数:15発
アメリカ軍が80年代にベレッタM92Fを制式火器として採用してから、台湾も1986年にそのコピーをT75というシリーズの拳銃を生産しはじめたが、 評判が悪くて警察に採用されなかった。まもなく改良版のT75K1が登場し、のちに警察や憲兵に装備された。

 



T91カービン

口徑(caliber):5.56mm
全長(length):800/880mm
銃身長(barrel):375mm
重量(weight):3.17kg
装弾数(magazine capacity):30発
発射速度(rate of fire):600~900発/分、調整可能
有効射程(effective range):600m
国産T86小銃の改良モデル。重量は現用する65K2小銃より300g軽く、全長は88cmであるため、市街戦が任務とされる憲兵にとって適している基本火器である。 2006年4月下旬から台北市内の憲兵部隊を優先に支給し始め、5年計画で憲兵全軍の65K2小銃の入れ替えを予定としている。

T91短機関銃をもって憲兵司令部大門を警備する憲兵

総統府憲兵隊のT91カービン




T65K2小銃


憲兵訓練センターの新兵
口徑(caliber):5.56mm
全長(length):1010mm
銃身長(barrel):508mm
重量(weight):3.5kg
装弾数(magazine capacity):30発
発射速度(rate of fire):600~900発/分
有効射程(effective range):600m
1985年に初代のT65小銃を改良し作られた国産小銃である。1990年前後に憲兵部隊の主力小銃であったM16A1が続々に国産のT65K2に入れ替わったが、 すでに10年以上使用されてきたため、これからはT91カービンに変更される。

実弾射撃訓練中の憲兵新兵

基地戦闘訓練中の憲兵部隊







T77短機関銃

口徑(caliber):9mm
全長(length):355/610mm
銃身長(barrel):215mm
重量(weight):3.01kg
装弾数(magazine capacity):15、30発
発射速度(rate of fire):1200発/分
有効射程(effective range):150m
T77はイングラムのM10をベースに、UZIのサブマシンガンを参考にして作られた9mm口径の台湾国産の短機関銃であり、 陸海空軍の特殊部隊以外に各地の憲兵隊に駐在する憲兵部隊においてひと分隊に2挺が配備され、 私服憲兵隊や犯罪検挙など司法任務を該当する憲兵の携行装備とされている。





T75軽機関銃(分隊支援火器)

口徑(caliber):5.56mm

作動方式(operation):反動ガス 全長(length):1110mm
銃身長(barrel):464mm
重量(weight):7.5kg
発射速度(rate of fire):600~900発/分
給弾方式(feed):ベルト給弾・200発
マガジン給弾・30発と200発
有効射程(effective range): 800m
台湾版のM249で、東洋人の体格や簡易生産性などを考慮し改良したものである。結局陸軍はM249を購入する方針としたことにより、ごく一部の部隊しか配備されていない。各憲兵大隊も歩兵編成と同じように、分隊にT75やM249が支給されている。





T74汎用機関銃

憲兵隊現用の主力機関銃で、FN-MAGを参考し国産化したものである。整備の面を配慮し、台湾国内現用兵器の部品と簡単に交換できるように改良した。 例えば、二脚はM60機関銃のものそのまま流用したなど、外観上にはFN-MAGと簡単に区別できる。憲兵部隊には小隊の支援火器として装備されている。
口徑(caliber):7.62mm
作動方式(operation):ガス直圧
全長(length):1260mm
銃身長(barrel):545mm
重量(weight):12.5kg
発射速度(rate of fire):400-800発/分
給弾方式(feed):ベルト給弾
有効射程(effective range):1200m



57式汎用機関銃(M60)


80年代末に野戦演習中の憲兵部隊
口徑:7.62mm
作動方式:ガス直圧
全長:1077mm
銃身長:560mm
重量:10.5kg
発射速度:550発/分
給弾方式:ベルト給弾
有効射程:1500m
中華民国57年(1968年)から採用されているアメリカのM60のライセンス生産品である。 T74軽機関銃やT75 汎用機関銃が導入するまで長い間に台湾軍の主力汎用機関銃であって、憲兵部隊にはひと中隊12挺が装備された。 現在は車載兵器として扱われている。
飛行場にテロ防犯を訓練する憲兵 憲兵中隊の機関銃実弾射撃訓練
都会に位置する憲兵隊は新入兵士に対して屋上で訓練を行っている 写真は90年代の憲兵隊装備で、57式機関銃(M60)、M16A1小銃とT75K1拳銃などがみられる




T85グレネードランチャー

口徑(caliber):40mm
全長(length):324mm
腔線(rifling):6条右回り
重量(weight):1.5kg
装弾数(loading):1発
弾薬(cartridge):TC-85練習弾、TC-86高爆弾、TC-88徹甲弾
有効射程(effective range):200/300m.(点標的/面標的)
1986年に「連勤205兵器工場」に公開され、T65ライフルまたはT91カービンに装着できる擲弾発射器である。設計はM203グレネードランチャーと似ているが、 自国製Tシリーズ小銃にハンドガードの取り外し不要で装着できるようにしている。陸軍はすでに標準装備とされているが、 憲兵隊の場合にはT91カービンが普及してから支給し始めた。現行憲兵部隊の編成では1個分隊に1名、T85付きT91カービンを装備した「榴弾手」が割り当てられている。




M72A2対戦車ロケットランチャー

全長:0.86m(Open)/0.67m(Closed)
重量:2.5kg
弾頭重量:1.8kg
口径:66mm
初速:145m/s
最大射程:1000m
最小射程:10m
有効射程:200m(静目標)/160m(動目標)

台湾の兵役経験者に“六六火箭弾(六六ロケット弾)”と愛称されるM72シリーズLAW(Light Anit-Tank Weapon)は歩兵個人が肩撃ちで使用できる小型対物ロケットランチャーの使い捨て兵器である。 主に軽車両や建造物及び敵陣地の攻撃に使用されるが歩兵個人の携行が容易な事から有力な火力支援兵器として使用されることが多かった。 憲兵部隊は中隊に装備されるが、 MK19 40mm グレネードランチャーの採用により2線級火器として扱われているようだ。




T75式60mm迫撃砲

60mmのT75式迫撃砲とは1984年にアメリカのM224迫撃砲を参考し作られた国産の歩兵携行火器である。市街戦を想定する台湾の憲兵部隊としては中隊に装備される。
口径:60mm 全長:748mm
砲身長:650mm
重量:13.2Kg
最大射程:2120m
最大発射速度:30發/分

80年代に野戦演習中の憲兵部隊 野戦演習中照準を定める憲兵




M201催涙銃


憲兵隊の機動隊訓練における催涙銃班

憲兵隊は司法警察の身分をもち、中枢官舎周辺のデモや警察機動隊の予備兵力として出動するのはよくある勤務であり、 そのために憲兵隊は70年代から38mm口径の催涙銃を導入した。

口徑:38mm 全長:736mm
銃身長:304mm
重量:3.5kg
銃口初速:100m/s
給弾方式:単発装填
有効射程:300m

実弾射撃訓練を実施する憲兵隊
  
 
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